鹿敷製紙の濱田社長から是非とのことで、尾崎製紙所の片岡あかりさんをご紹介いただきました。
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尾崎製紙所は、いの町から更に仁淀川の上流にある仁淀川町で、伝統の製法にいろいろアイデアを加えて、全国の書家や世界の工芸作家が使用する土佐清帳紙を中心に漉き続けていらっしゃるということでした。片岡あかりさんの御祖父の尾崎 茂さんは土佐清帳紙づくりで労働大臣賞を受賞された名工です。
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その伝統を現在引き継がれた片岡あかりさんとご主人が作業をされている尾崎製紙所は、黒森山の中腹にあります。そこでは、日本一清らかな仁淀川に流れ込む水の力も使い、三椏や楮から最良の原料を創りだし幾重もの工程も全て家族で重ねながら土佐和紙を漉き、乾かしこだわりの土佐和紙を生み出しています。
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「土佐紙」は全国各地で生産される和紙の中でも、典具帖紙は、強靱で美しい紙として国内外で高く評価されています。